これがドジャースの常勝軍団たる理由 35歳フリーマンが大谷翔平らに漏らした熱き想い「勝ち続ける。それが野球の真髄」

今春も毎日淡々と練習を重ねるフリーマン。(C)Getty Images
ドジャースが常勝軍団たる所以が垣間見えるスピーチだった。
現地時間2月16日、春季キャンプの真っただ中にあるドジャースは、公式X上にクラブハウスで行われたミーティングの様子を公開。その中でナインに向け、熱い言葉で発破をかける主砲フレディ・フリーマンのスピーチシーンも収められた。
【動画】300人超えの観衆が見つめた投球 大谷翔平の14球をチェック
2020年にナショナル・リーグMVPに輝いた35歳のベテランは、どこまでも勝利に貪欲だ。どこか緊張感も漂うクラブハウス内で大谷翔平や佐々木朗希、ムーキー・ベッツらナインの前に立ったフリーマンは「これは繰り返し伝えたい。自分はプロ野球選手になってから、毎晩眠るとき、その日もっと上手くなるために全力を尽くしたかどうかを考える。長い間そうしてきた」と切り出し、「ムーキーは3つのタイトルを獲得していて、僕は2つ。ここにいる選手の多くは2つのタイトル(ワールドシリーズ優勝)を経験していると思うけど、もっと勝ちたいんだ」と続けた。
昨シーズンは、終盤の9月末に負った右足首をねん挫に加え、肋骨も骨折。文字通り満身創痍の状態でポストシーズンを戦い抜いた。ナインをも驚かせる気迫を見せたフリーマンは、ドジャース移籍5年目となる今年も「とにかく勝って、勝ち続けたい」と強調する。
1 2