OB・鈴木尚広氏が期待する「巨人の将来を担う2人」とは?
優勝争いへ向け重要となる2位阪神と3位巨人3連戦の最終日(東京ドーム)。巨人にとって初戦ドロー、2戦目は完封負けで星を落とし、優勝へ向け絶対に落とせない3戦目だったが、3ー4で敗戦。この試合に敗れたことで巨人は自力優勝の可能性が消滅した。(巨人が残り21試合に全勝しても、阪神がほかの4カードに全勝すれば勝率で阪神を上回れなくなったため。)
この3戦目、巨人OBで、2019年に一軍外野守備走塁コーチを務めた鈴木尚広氏が、スポーツメディア「CoCoKARAnext」主催の、試合を解説しながらファンと交流するオンラインインベントに出席した。
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この日鈴木氏が注目選手として「打つだけでなくどういった小技を仕掛けてくるか」と名前を挙げたのが、吉川、松原の1.2番コンビ。
その松原についてファンから魅力を聞かれた鈴木氏は、
「やはり天才的なバットコントロールですよね。野生的なバッティングというか、難しい球でもヒットにする。あれはすごいですよね。バットスピードも速いですし、パンチ力もある。左投手も苦にしないので、代打を送られることも少ない。そこが魅力じゃないですかね」
と、松原の持つバッティングセンスを絶賛。
その松原はこの日、4点ビハインドで迎えた6回裏、2アウトからライトスタンドへ反撃ののろしを上げる11号ソロホームランを放つと、ノーアウト2.3塁で迎えた8回裏には犠牲フライを放つなど、バッティング面での活躍をみせた。