桑田氏、上原氏、内海氏・・・歴代巨人エースでひそかに受け継がれてきた「継承式」とは
桑田氏、上原氏、内海氏・・・歴代巨人エースでひそかに受け継がれてきた「継承式」とは
伝統ある巨人軍で、ともにエースとして活躍をした上原浩治氏と内海哲也氏による対談が、上原氏のYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」にて実現した。
巨人新旧エース対談スペシャルとして公開された動画では、歴代エースが継承するマル秘儀式について語られた。
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内海氏にとって、上原氏は7歳年上の大先輩に当たるが、幼少期から巨人ファンだったこともあり、上原氏の存在は「スーパースター」。入団後も話しかけることすら恐れ多かったという。
ただ上原氏の「常に戦う姿勢」から厳しい教えを学んだという内海氏は、2007年に自身初となる最多奪三振のタイトルを獲得。その際上原氏から、ある「ご褒美」をもらったという。
「ロレックスの時計をもらったんです。裏側に英語で奪三振と刻印されていました。『お前が成績を残して上の立場になった時に、後輩にこうやってしてあげられるような選手になれよ』っていただきましたね」
この「エースの継承式」だが、実は上原氏自身も、かつて巨人軍エースとして歴史に名を残した桑田真澄氏(現ファーム総監督)から同じくロレックスの時計を貰うなどして受け継いだものだといい、代々次世代へと継承されてきたようだ。
内海氏は、その後、2011年は自己最多の18勝を挙げ、最多勝に輝くなどまさに巨人のエースとしての活躍を見せた。