原巨人 5年ぶりのBクラス確定で「責任問われる」コーチの名前
巨人はCS切符を賭けて臨んだ1日のDeNA戦(横浜)に0ー1と敗れ、4位が確定。5年ぶりのBクラスとなった。
大一番にしてはあまりに寂しい幕切れとなった。目指すCS切符には連勝が条件となる中、先発の戸郷は初回に佐野にソロを許すなど粘れず。打線も左腕エース今永の攻略に苦しんだ。1打逆転で迎えた9回一死一、二塁の場面で出た岡本和は力なく併殺に倒れ、ゲームセット。
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4位が決定し、試合後の原監督は「悔しいですね。非常に苦しいシーズンだった」と完敗を認めた。
昨年は3位、今季は4位。2年連続のV逸は常勝軍団にとっては非常事態。コーチ陣にも厳しい目が向けられそうだ。
中でも投手陣立て直しを託された桑田投手チーフコーチは退団必至とみられている。
「投手に寄り添う指導が注目を集めましたが、結局は課題だった四球撲滅は叶わなかった。シーズン終盤には投手起用をめぐって原監督と意見のぶつかりもあったとされ、残るにしても配置転換ではないでしょうか」(球界関係者)
今春のキャンプでは座学も取り入れるなど、理論派のコーチとして「化学反応」が期待されたが、結果には結びつかなかった。チーム防御率3・71、「587」失点はともにリーグワーストの成績となった。
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