「故障者と疲労が…」原巨人7月の苦戦が球界OBから予想される理由とは
また投手陣では今春のWBCにも出場した守護神の大勢も6月30日に右上肢のコンディション不良のため、抹消された。
ほかにも最近は状態を落としている中田翔に関しても、高木氏は「足の状態からくるバッティングへの影響」を指摘した。5月上旬に痛めた右太もも裏肉離れが完治しておらず、走塁にも気を使うなど、綱渡りの日々は続いている。直近6試合は11打数1安打、スタメン落ちも続き、バットは湿りがちとあって、今後どのような形で、状態を上げていくのかも注目されている。
こういったチーム状況を受けて7月は「(チームの)ホームランが落ちるような気がする」と高木氏はコメント。現在のチーム本塁打はリーグトップの85本をマークしているが7月の失速を予想する場面もあった。
一方チームの希望の光としては、復帰した左腕、中川皓太の安定感あるピッチングや中継ぎとして存在感を示している菊地大稀の存在などブルペン整備が進んだことをあげた。
チームではドラフト1位ルーキーの浅野翔吾も7日のDeNA戦(東京ドーム)から初昇格することが決定。フレッシュな力も起爆剤に何とか踏ん張りたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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