原巨人いよいよ終戦か 総額3億円 ささやかれる「戦犯の名前」とは
打で大きな期待を集めていたのは梶谷だ。昨年はリーグ2位の打率を残すなど、安打製造機としての役割が期待されたが・・・。
「入団前から心配されていたようにケガが多い。ここに至っても、腰痛の影響でファームの試合に出られないなど、首脳陣からしたら、正直いってアテにできないでしょう。ここから3年の契約も残る。不良債権化しないといいですが」(同)。
梶谷は昨オフ、4年8億円(金額は推定)の超大型契約を結び入団。開幕当初は打率3割をキープと頼れるリードオフマンとしてチームを引っ張っていたが、5月には試合中のプレーで左足太もも裏を痛め離脱。約1か月後に復帰したものの、今度は7月上旬の阪神戦で右手甲に死球を受け、骨折するアクシデント。その後、9月初旬に実戦復帰のメドが立つも「持病の腰痛で、調整が遅れている。何よりチームが1番のピンチを迎えている9月の戦いに加われないようでは、FA選手の役割は果たせていない」(同)。
梶谷は今季ここまで61試合に出場し、2割8分2厘、4本塁打、23打点の成績を残す。不運なケガもあったが、シーズンの半分しか戦えず、前記の成績ならば、井納と同じく「高い買い物」だったと見られてもしかたがない。
勝負の9月を6勝12敗5分けと苦しい戦いを強いられている原巨人。「たられば」は勝負に禁物だが、2人がもう少し働いていたら―、はGファンの本音だろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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