巨人はそれでも「原続投」 FAでの「森&浅村ダブル獲り」に勝算はあるのか
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「球界の盟主」が苦しい戦いを強いられています。
今シーズンのセ・リーグ、優勝候補の一角だった巨人は8月を借金生活で終えることが確定。現在はBクラスの4位で、優勝と2位は絶望的。何とかCS圏内の3位に滑り込めるかが焦点です(8月27日現在)。
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むしろ6位・中日とも2・5差しか離れておらず、1975年以来47年ぶりの最下位に沈むことがないか、ファンの気持ちは落ち着かないままです。
そんな中、原辰徳監督は早々に来季続投が既定路線と言われています。
巨人担当記者は言います。
「昨季は3年契約の最終年だったのですが、秋には新たに3年契約を結びました。今季も最下位に沈めば分かりませんが、余程のことがない限り、来季も続投することになるでしょう。となると、責任を取るのはコーチ陣。厳しいオフになるのではとささやかれています」
ならば、来季の覇権奪回へどうするか。「お家芸」ともいうべき、FA戦線へ果敢に参戦すると見られています。
「中でもターゲットになりそうなのは西武の森友哉捕手と、楽天の浅村栄斗内野手です。巨人は2016年にソフトバンクから森福允彦投手、2020年にDeNAから井納翔一投手をFAで獲得したんですが、全く戦力にならなかった。『FAでも安価に獲れるような選手はいらない。獲るなら大物に限る』が教訓になっている。この二人ならV字回復へ必ず戦力になることでしょう」