巨人入りのオコエ瑠偉は「彼の足は必ず戦力になる」と球界OBが太鼓判!陽川尚将の西武移籍には「びっくりした」
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12月9日、出場機会に恵まれない選手のための「現役ドラフト」が行われ、12選手の移籍がNPBから発表された。
この日、元DeNAで野球評論家・高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新し、現役ドラフトの結果について言及した。
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2015年のドラフト1位で、楽天から巨人に移籍することが決まったオコエ瑠偉外野手については、「オコエの特徴は走塁。巨人には鈴木尚広という走塁のスペシャリストがコーチにいる。彼に教わったら、オコエの足というのは戦力になるよね。チャンスはあると思う」と話した。また、「巨人はウォーカ―とかを外野で使うかぎり、必ず守備固めの選手が必要。足を使える選手を獲れたというのはいいことだよね」と、巨人側にとっても大きな補強になったと述べた。
高木氏が次に注目した選手は、DeNAから中日に移籍することが決定した細川誠也外野手。高木氏は、「細川は他の球団に行けば活躍できる可能性があると思っていた。魅力のある選手だけど、彼のためによくDeNAが手放したなと思った」。開催前から細川の動向に注目していたことを明かし、「中日はいい選手を獲ったと思うよ」と、右の大砲候補を獲得した中日を高く評価した。「細川のような大型野手というのは、チャンスを与え続けないと伸び悩んでしまう。アベレージヒッターというのは1本のヒットでいいけれど。バンテリンドームは広いけど、そこでも軽くホームラン打てるだけのパワーがあるから、期待したいね」と話しており、細川本人にとっても飛躍のきっかけとなる移籍になりそうだ。