MLB通算178発男オドーアとの契約は起爆剤となるか 米サイトは巨人新助っ人の“欠点”を指摘「長所はパワーだけ」
wRC+とは、リーグ平均的打者を100とした場合の一打席あたり得点貢献度をあらわした指標だ。つまりオドーアは、通算でも平均を下回る貢献しかできていないというデータが出ているわけである。同サイトは「2017年にレンジャーズと6年総額4950万ドル(約55億3400万円)の契約を結んでいたことを考えると、生産性の不足は際立っていた」と記している。
今オフも「オファーはマイナー契約に限られていた」(『MLB Trade Rumors』より)というオドーア。そうした状況下で舞い込んだ巨人からの契約は、29歳の助っ人にとってやる気を起こさせるものになったのかもしれない。
29歳とまだ老け込む年齢ではない。捲土重来を期する阿部新体制にとっても、軸となるであろうオドーアの活躍は、チームの成否のカギとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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