原巨人 DeNAからベテラン右腕獲得で追い込まれる「選手の名前」
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巨人は16日、前DeNAの三上朋也投手(33)と育成選手契約を結んだと発表した。
同日に入団会見を行った三上は「素直にうれしい気持ちでいっぱいです。しっかり巨人の戦力になって戦いたいという強い気持ちがあります」と声をはずませた。
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三上はプロ通算346試合に登板、10勝15敗114ホールド23セーブをマーク。過去に60試合以上登板のシーズンもあるなど、タフネス右腕は昨年、下半身のコンディション不良の影響で19登板に終わっていた。
新背番号は「053」に決定。現状の支配下登録選手は57人で、ほかにも現在は1軍経験豊富な“故障組”が控えていることもあり、支配下は13枠を巡るし烈なサバイバルとなるが、実績のある右腕だけにキャンプ、オープン戦で結果を示していけば、支配下は十分勝ち取れると見られている。
合流すれば、ブルペンでも最年長となることで三上にはまとめ役も期待される。一方で、昨年不振だった中継ぎ陣の中では追い込まれる選手も出てきそうだ。
昨年行われた侍ジャパンとの強化試合でも中継ぎ陣のふがいなさが指揮官の怒りを買った場面があった。
11月6日に行われた試合(東京ドーム)では9回に8番手として登板した鍬原が、塩見と村上にそれぞれ一発を浴びるなど失点を重ねた。
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