巨人 交流戦V逸も「宿題」発覚で逆にリーグ戦再開に「好材料」との見方も
場面を考えれば慎重にいきたいところ。一方、試合後、原監督はこのシーンをこう語っている。
「あそこで盗塁しちゃいけないというのは全くない。キャッチャーがいいボールを放ったと。相手が上回ったというところですね」とルーキーを責めることなく、今後の糧にして欲しいと語った。
好守で開幕から存在感を発揮してきた門脇も最近は打撃などで厳しいシーンが続いている。それでも今後の成長を見越してベンチに残しているとあって、積極性を失わないような声掛けも欠かさない。裏を返せば、今後は夏場に向けて、より落とせない試合も増えてくる中でワンプレーの重みを感じてもらって、今後に生かしてもらいたいという親心も感じるシチュエーションとなった。
交流戦前は借金1だったチームも貯金3を作り、首位の阪神を5・5ゲーム差で追う。23日の広島戦(マツダ)からリーグ戦再開となるチームがV奪回に向け、どんな熱い戦いを見せるのか。今後も楽しみとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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