存在感増す巨人の黄金ルーキー ポスト門脇にも浮上する「内野のユーティリティ」とは
社会人出身、即戦力ルーキーの呼び声高い選手だったが、走攻守すべてにおいてルーキー離れした落ち着いた判断力が試合結果につながっている。
泉口の快進撃でうかうかしていられないのは、遊撃レギュラーとしてプロ2年目シーズンを迎える門脇誠にもある。昨年ルーキーイヤーで堅守から存在感を示し、坂本勇人が長く守った遊撃ポジションを与えられた。ただこの試合でも7回に森下翔太の打球を後逸するなど、らしくないプレーで失策を記録。この試合は4打数ノーヒットと攻守に精彩を欠いた。
ほかにも二塁レギュラーとして期待される吉川尚輝なども打撃面が課題とされる中、不安定な成績が続くようであれば、即戦力ルーキーに取って代わられても不思議ではない。
逆にいえば、それほど泉口のプレーには未来の巨人軍を背負って立つと期待を抱かせるものがある。
昨年のドラフト4位ルーキー、背番号「35」を背負った門脇は躍動した姿でファンを沸かせた。今季の背番号「35」も楽しみな存在となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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