【巨人】4試合連続白星なし 得点力不足が深刻となってきたチームで気になる「.071」と求められる「戦い方」とは
一方、この試合では4番岡本、5番坂本がふたりで10打数ノーヒット。
岡本は11日に行われたヤクルト戦(神宮)で2試合連続弾を放つなど勝負強さを示した時期もあったが、ここにきてまた湿りがちとなっている。
数字にも顕著に現れている。岡本の4月の打率は「.301」、得点圏打率は「.412」。シーズン序盤は打率、打点ともリーグトップに立つ時期もあるなど好調に走っていたが、5月に入ってから打率「.232」、得点圏も「.071」と急降下している。主砲の不振が苦しいチーム状況につながっている側面は否めない。
ただ劣勢の中でも、試合では支配下復帰した立岡宗一郎が「2番・右翼」で先発出場すると、犠打、四球、犠打とチームが求める働きを体現。7回無死二塁の場面では送りバントをしっかり決め、直後の吉川の犠飛で1点につなげるシーンもあった。
打線は水ものともいえるが、好調な打者をピックアップしながら、できることをしっかり行っていくことで前に進むしかない。22日の先発は好調な堀田賢慎、勝利を呼び込む快投、また打線の奮起も期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「野球ができて楽しいでしょうね」 光る貢献 小林誠司に対して元巨人首脳が漏らした「感慨」のワケ
【関連記事】【巨人】正捕手争いに異変あり!? 注目集める起用法 存在感高める「ベテラン捕手」とは
【関連記事】巨人の新リーダー・門脇誠の強烈な存在感 ドラフト戦略に影響も!?