【巨人】4試合連続白星なし 得点力不足が深刻となってきたチームで気になる「.071」と求められる「戦い方」とは
岡本はここにきて状態が心配されている(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
巨人は5月21日の中日戦(東京ドーム)に延長12回を戦い、1-1の引き分けに終わった。投手陣は粘り強さを見せたものの、いよいよ得点力不足は深刻さを増してきた。
先発の山崎伊織は7回に田中幹也に1号を浴びたが、失点はそれのみ。7回途中から継いだ高梨雄平、船迫大雅、アルベルト・バルドナード、西舘勇陽、大江竜聖、泉圭輔の6人の救援陣の奮闘も光り、最少失点で防いだことも大きかった。
一方でこの日もホームが遠かった。両軍無得点で迎えた5回一死満塁の先制機では主砲・岡本和真が空振り三振、坂本勇人が右飛に倒れ、点を奪えず。続く6回も先頭の岸田行倫が二塁打でチャンスを作りながらも後続がつづかず、点に結びつかない。1点を追う7回に吉川尚輝の犠飛で同点に追いつくも、あと1点が奪えず、攻撃陣は12残塁と厳しい結果になった。
この試合では「1番・左翼」で先発した丸佳浩、「6番・捕手」として同じく先発した岸田がプロ7年目で初の猛打賞。特に岸田は先のDeNAとの北陸シリーズでも決勝弾を放つなど打率.383と打撃面でも存在感を示している。
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