3位転落の阿部巨人 大量7選手の入れ替えでも危惧される “足りないポイント”とは
そしてチームに求められている要素に関しては、長打力、一発がある選手も浮上しそうだ。
昨年に本塁打、チーム打率、ともにリーグ1位を誇りながら、リーグ4位に沈んだ反省から「守り勝つ野球」をモットーに掲げる阿部野球では犠打や進塁打をしっかり決め、要所で点を奪う形を目指すも、得点力不足に悩まされている現状がある。
投手力を中心に守り勝つ野球も当然大事ではあるが、ここにきて改めて「打ち勝つ」大事さもクロ―ズアップされつつある。先の広島3連戦、19日のゲームでは、初回に3点を先制しながら、その裏に巨人キラーの末包昇大に浴びた3ランで逆転された。改めて一発の持つ破壊力が示された試合ともなった。
主砲・岡本和真もここまで8本塁打をマークしているが、12日のヤクルト戦を最後に一発は出ていない。連敗を止めるためにも仕切り直しとなる21日の本拠地で迎える中日戦では豪快なアーチを期待したいところ。岡本以外にも一発のある坂本、丸佳浩など含め、チームを勢いづける打撃、起爆剤となる存在が出てきてほしいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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