原巨人 注目集める新キャプテン問題 ささやかれる「意外な本命」選手の名前
一方、ここにきて注目が集まっているのが、先に入団会見も行った、ソフトバンクから入団したベテラン、松田宣浩内野手(39)だという。
「何といっても会見では原監督の松田への信頼ぶりがひしひしと伝わってきました。ムードメーカー役を期待されていますが、長年常勝軍団の中心メンバーとして、勝負の厳しさも分っています。そのキャプテンシーにも注目が集まっています」(同)
15日に都内のホテルで原監督同席のもと、行われた入団会見では原監督は松田に対して、こう言葉をかけた。最近の球界では敵チームといえど、指揮官、ナインに挨拶する風潮が当たり前となっているが、「オールスターもたびたびあって、彼は僕に挨拶ひとつしなかった。その姿に非常にうらやましい選手と感じていた」と話し、勝負に徹する姿勢をたたえるシーンもあった。
さらに続けて「チームを大事にし、野球人として研ぎ澄まされたものと戦いながら、技術以外でも大きく期待する」とチームにもたらす相乗効果を希望した。こういった信頼関係を背景に異例のキャプテン就任もありうるという見方も出ている。
また巨人で生え抜き選手以外でキャプテンを務めた例といえば、2006年に小久保裕紀氏(現ソフトバンク二軍監督)が主将を務め、話題を集めたこともある。くしくも同一球団出身の移籍組となる、2人目の「巨人キャプテン」が誕生することはあるのか。原監督の「指名」が注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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