大勢が返り咲けるか 阿部巨人の懸案材料 V奪回のために欠かせない「守護神候補」の名前
一方、阿部監督始め、首脳陣も大勢の守護神復帰を希望するが、仮にキャンプ、オープン戦含め状態が上がってこないようであれば、危機管理の意味でもポスト大勢候補を考えなければならない。
その意味では、阪神でも守護神を務めた経験を持つカイル・ケラー、ドラフト1位ルーキーの西舘勇陽(中大=21)、阪神でリリーフの実績を持ち、現役ドラフトで獲得した馬場皐輔などのコンディション、調整過程も注目となりそうだ。
チームの救援陣では昨年36試合に登板した船迫大雅や同じく50試合に登板した菊地大稀などイキのいい若手も出てきた。ほかにもトレードでオリックスから獲得した近藤大亮、同じくソフトバンクから獲得した泉圭輔など力のあるリリーフ陣も加入したことで組み合わせ次第では強力な救援陣形成も夢ではない。まずは大事な9回を任せる投手が誰となるのか、2024年版「勝利の方程式」を楽しみにしたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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