【巨人】第2の門脇は現れるか 今から注目必至!2024シーズンの「プロスペクト3人衆」
門脇はルーキーイヤーから存在感を示した(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
今季は球団創設90周年と節目の年、「新風」のスローガンを掲げ、阿部慎之助新監督の下、どんな戦いを巨人が見せるのか。今から多方面にわたって興味が尽きない。
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また昨年はドラフト4位ルーキーの門脇誠がチームで大きな存在感を示した。開幕一軍を勝ち取ると当初は守備で評価を得たが、課題の打撃でも頭角を現し、シーズン1年目は126試合に出場、打率・263、3本塁打、21打点。勝負の2年目は背番号が「35」から「5」に変更となることも期待の現れ。遊撃レギュラーとしてさらなる飛躍が期待されている。
チームの底上げのためにも躍動感あふれる若手の台頭が待たれる。そこで注目されているのは、ドラフト4位ルーキーの佐々木俊輔外野手(日立製作所=24)だ。俊足、シュアな打撃、広い守備範囲でも知られ、即戦力ルーキーとして期待を高めている。阿部監督はセンターに関して日本人野手に任せたいというプランを持っており、春のキャンプ、オープン戦でアピールに成功すれば、門脇同様に開幕スタメンも十分ありえそうだ。
また野手の期待株といえば、昨秋のキャンプで話題を集めた育成の中田歩夢内野手も面白い存在となりそうだ。身長172センチと小柄な体格ながら、シュアな打撃が阿部新監督の目に留まり、直接指導も受けた。守備の堅さにも定評があり、まずは早い段階で支配下登録を勝ち取れるかが注目となる。