「各球団絶対ほしい」巨人オフの懸案事項 投打のFA選手は流出するか 球界OBが指摘する「獲得ポイント」「注目球団」
大城(左)、高梨(右)ともチームを支え続けてきた功労者でもある(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
いよいよシーズンも大詰め。セ・パ両リーグともし烈な優勝争いが繰り広げられる中、早くもオフのFA選手の去就に注目が高まり始めている。
【FA考察】GMなら絶対獲得に動く選手は⁉︎現時点で考える2024FA選手について語ります‼︎
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は9月22日に自身のYouTubeチャンネルに「【FA考察】GMなら絶対獲得に動く選手は!?現時点で考えるFA選手について語ります!!」と題した動画を更新。各球団のFA選手の去就に関して独自の見解を語っている。
まず高木氏が注目選手として挙げたのは、巨人の変則左腕、高梨雄平。長年ブルペンを支えている左腕は今季も49試合に登板、ここまで24ホールド、4勝3敗、防御率「2.12」(22日現在)と安定したパフォーマンスを示している。
高梨に関して高木氏は「今年は存在価値出したね」とした上で、強みに関しては「ああいう変則というのは、各球団絶対ほしい投手なんだよ」と断言。日本ハムのベテラン左腕、宮西尚生を例に出した上で変則左腕が希少であるゆえに求められるピースだと見る。
仮にFA宣言したら、争奪戦になる可能性があるとした。具体的には救援左腕が手薄なDeNAやヤクルトの名をあげる場面もあった。