「各球団絶対ほしい」巨人オフの懸案事項 投打のFA選手は流出するか 球界OBが指摘する「獲得ポイント」「注目球団」

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 高梨は楽天から2020年7月にトレードで巨人に移籍してきた。21年から3シーズン連続で50試合以上登板とブルペンを支え続けている。日頃から巨人愛を訴え、若手が増えてきた投手陣の精神的な支柱ともなっている左腕は果たしてどんな決断を下すのか。

 そして同氏は9月にFA権を取得した大城卓三の去就にも言及した。 

 今季はシーズン途中に打撃不振でファーム調整、再昇格後は打撃を買われて一塁再挑戦と激動の年となっている。最近では打席での消極的な姿勢を、指揮官の阿部慎之助監督が厳しく指摘したことも注目された。今季はここまで92試合に出場、打率「.257」、3本塁打、26打点。

 高木氏は大城の決断のポイントに関して「(自身が)どういうキャリアを描いているか」とコメント。本職の捕手へのこだわり含め、自身の野球人生をどう考えているかが大事になってくるとした。

 「巨人にずっといれば、間違いないと思うんだよ」と巨人残留は安泰という見方を示しながらも、今季は主戦捕手という位置づけではなく、岸田行倫が台頭してきたシーズンでもあった。

 現在は8月後半から戸郷翔征の指名もあり、戸郷の登板試合では大城がマスクをかぶることが増えている。

 「エ―スの戸郷を受けている。そこらへんが大城のプライドを抑えてくれているといいけどな」と高木氏。捕手としてのプライドに関して、大城の心情を慮る場面もあった。

 一方、仮に大城がFA宣言となれば、多くの球団が獲得に乗り出すという見方も示した。

 具体的には「ソフトバンクでもいい」と同じくFA年となっている主戦捕手の甲斐拓也が残留したとしても、力のある打てる捕手は求められるとした。

 動画内ではほかにも、各球団のFA選手、ソフトバンク・甲斐、阪神・大山悠輔、坂本誠志郎、梅野隆太郎、DeNA・佐野恵太らの去就についても見解を語っている。

 今オフは例年以上に選手が動くとの見方もある。選手たちの決断の行方に今後も注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

【動画】頼れる5番弾!大城がサイスニードから放った3号2ランシーン

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