巨人、外野手争いの激化でレジェンドOBが危惧する「育成難」

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 江川氏は他にも、資金力に長けた巨人は多くの選手を獲得でき、他球団の戦力アップを防ぐ意味合いもあると持論を展開。その反面、今回の外野手争いの様に若手育成を妨げているとして「これが良いか悪いか、難しい」と表情を強張らせた。

 そして熾烈を極めるレギュラー争いで、さらに注目されるのが新外国人のブリンソンだ。昨季はメジャーのジャイアンツに在籍し3Aでは打率・298、22本塁打の成績を残すなど打撃力を備え、センターを定位置としてきた。走攻守、3拍子が高く評価されているだけに外野の一角を担う可能性も十分だ。

 江川氏もブリンソン加入によりさらに混迷を極めるとコメントしながら「毎年、篩(ふるい)にかけられており、野手はレギュラーを掴むことが非常に大変なんです」と強調している。

 現在行われているキャンプでは、増田陸(22)や広島から復帰の長野久義(38)、育成から支配下登録を目指す鈴木大和(23)も外野守備練習に加わるなど、まさに日々、争いは激しさを増している。狭き門をこじ開け、開幕スタメンを掴むのが誰なのか、今後の展開に大いに注目していきたい。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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