原巨人 先発6枚構想に暗雲 キーマンと見られる「選手の名前」

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(C)Getty Images

 昨年はチーム防御率がリーグワーストに沈んだ巨人で投手王国再建なるかが注目を集めている。

 原辰徳監督(64)は先発陣に対し「しっかりとした6人が一番、望みですね」ときっぱり。さらに「少なくとも110球、120球くらい投げられるような先発投手であってほしい」とできるだけ先発が長い回を投げる「ストロングスタイル」を求めた。

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 一方、今季の投手陣においては現時点で未知数の部分も多い。連日ブルペン入りし、力強い投球を見せている新外国人のグリフィン(27)、ビーディ(29)にしても、日本球界初年度とあって、どの程度、適性を示せるかは今後明らかになっていく予定。

 ローテの理想とする「左3枚、右3枚」の中でここまで実績を残しているのは菅野智之(33)と戸郷翔征(22)の2人のみ。期待枠とされる育成出身の左腕、井上温大(21)も昨年初勝利を挙げたばかりとあって、今季どれだけ伸びしろを示せるかが注目される。

 一方、チームにとっては誤算もあった。昨年ともに初勝利をあげた山崎伊織(24)と堀田賢慎(21)の両投手は先に二軍落ちとなった。トミー・ジョン手術明け2年目となる今季はフル回転が期待されていた。

 この理由に関して原監督は「全力で投げられない人を1軍には置いておけない」とコンディション不良があったことをにおわせたが、台所事情はより一層苦しさを増すことに。

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