【巨人】坂本、大勢、中田まで…コンディション不良選手続々でピンチをチャンスとできるか 注目集める「ヤングジャイアンツの名前」

タグ: , , , , 2023/6/26

昨年坂本離脱時に最も多く遊撃を守った中山(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 巨人は25日の広島戦(マツダ)に2-3と敗れ、2連敗で4位に転落した。昨年まで主将を務めた坂本勇人離脱から2試合連続黒星、それ以外にもコンディション不良の選手が出ており、重苦しさが増している。

 先発は若きエース候補、山崎伊織、2回はデビッドソンに一発を浴び、4回も田中広輔に適時打を許した。6回途中7安打3失点、試合は作ったものの勝負どころで甘く入ったことが悔やまれた。

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 一方、打線は広島を上回る10安打を放ちながら、2得点とつながりに欠いた。

 奮起が求められているのは若い力にもある。この日「8番・遊撃」で先発出場した中山礼都は3回の第1打席で右前打を放つも、ともに走者を置いた6回、9回の場面では結果を残せず。悔しげな表情を浮かべた。

 このカード、2戦目には消極的な走塁も指揮官から叱咤されていた。それでも3戦目はスタメン起用と本格覚醒を願うベンチの期待に応えたいところではあった。

 チームは非常事態にある。交流戦で貯金4を作り、リーグ戦再開でさらに上昇気流を捉えたいところだったが、23日の同カードの試合初回に坂本勇人内野手が走塁時に右太ももを痛めて交代するアクシデントが起きた。右太もも裏の肉離れとみられており、前半戦の復帰は絶望的。長期離脱は避けられない情勢となっている。

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