中継ぎ不安続く巨人でささやかれる「原スペシャル」とは
相変わらず、泣きどころとなっているリリーフ陣だが、首脳陣も手をこまねいているわけではなかった。
開幕投手として起用した助っ人右腕のビーディ、昨年プロ初勝利をあげた最速155キロ右腕の堀田賢慎を中継ぎとして起用することで、ウイークポイントを埋めようとしている。
離脱中の菅野智之は4日のイースタン・日本ハム戦に先発。6回途中を投げ3安打1失点と好投し、早ければ今週末のソフトバンク3連戦にも復帰する見通しとなった。ほかにも左ひじの違和感で出遅れていた左腕、井上温大も実戦復帰しており、近い内の合流も視野に入れる。先発ローテーションの頭数はそろいつつある。
こうした背景もあり、本来先発だった投手を配置転換して中継ぎを厚くすることで勝負の夏を乗り切ろうとしている。
果たして「青写真」通りにいくか。今後も原監督のタクトに注目が高まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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