巨人、いきなりの5連敗は吉兆!? 原巨人、あるぞ逆転日本一のシナリオ
巨人はここから巻き返せるのか。原監督の手腕が問われる。(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
待望の開幕ダッシュはなりませんでした。
原巨人です。4月12日現在、11試合を終え、4勝7敗の5位。首位ヤクルトとは早くも3・5ゲーム差がつくなど、苦戦を強いられています。
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スポーツ紙のデスクが解説します。
「打線では主力の坂本勇人と丸佳浩の不振が響きましたね。坂本はここまで33打数4安打の打率・121。出塁率も・171と『アンパイ』になりつつある。丸も38打数4安打の打率・105。12球団の規定打席に達した打者68人中、最下位に沈んでいます。原監督は『実力至上主義』を掲げる中で、二人はスタメンに名を連ねているので、ファンからも『それってどうなの?』と不満の声が挙がっているのです」
4月5日からは5連敗を喫し、9試合を消化時点で3勝6敗という体たらくでした。
しかし、この数字が「吉兆」だと前述のデスクは指摘するのです。
「実は巨人が9試合を終えて6敗以上を喫したのは、2012年に2勝7敗だった時以来、11年ぶりなんです。その年は就任1年目の栗山英樹監督率いる日本ハムとの日本シリーズに勝利し、日本一に輝いています。巨人が開幕9試合までに5連敗したことは過去4度あるんですが、その全てでリーグ優勝を果たしたというデータもある。むしろ今の状況は『吉兆』とも言えるんですよ」