巨人桑田C「特攻ローテ」続行で波紋 危惧される「あのこと」
今季の巨人の戦いで目立ったのは、先発投手陣の「特攻ローテ」もあるが、投手陣においては中継ぎ陣の「マシンガン継投」も話題を呼んだ。先発投手陣への見切りが早く、その後を継ぐ中継ぎ陣もワンポイント起用含め、惜しみなくつぎ込んだことで中継ぎ陣に負担がかかり、終盤の「投壊」に拍車がかかったという見方もあった。
一方、今季のリーグ覇者となった2チームとも徹底したローテーション管理で選手に負担をかけない方式を取っている。「ヤクルトはシーズン中も、高津監督の方針もあり、奥川、高橋の若手投手陣を含め徹底したローテーション管理を敷き、無理をさせなかった。オリックスも日本シリーズにおいても中嶋監督は、負けたら終わりという第5戦にもエースの山本に中4日では投げさせないという選択をした。結果として、第6戦の141球の熱投につながったことで、両指揮官の『何としても選手を壊さない』という信念、選手と信頼関係をしっかり築けているということが伝わってきました」(同)
桑田コーチも、もちろん根底にあるのは投手陣再建だ。「やらせるとかそういうのじゃなくて鍛えたいですよね。彼らはできると思っていますので。まだそのやり方を知らないだけでね」という同コーチのお手並み拝見。巨人が来季も「特攻ローテ」を続けるか、またその成否についても、他球団の注目を集めていくことになりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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