サードは坂本か中山か 阿部巨人「究極の選択」 中山ブレイクなら一気に世代交代も

不調の坂本を使い続けるわけにはいかないだろう(C)Takamoto TOKUHARA/CoCoKARAnext
野球人生の大きな岐路に立たされていると言ってよいでしょう。
巨人の看板選手・坂本勇人です。今季ここまで6試合に出場し、17打数1安打の打率.059と目を覆うような惨状。得点圏打率は9打数無安打と、2打点を挙げながらも持ち前の勝負強い打撃が鳴りを潜めています。
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4月6日の阪神戦(東京ドーム)では1点ビハインドの5回、代打で途中出場。2死一、二塁の好機で左飛に倒れ、場内の期待感はため息へと変わっていきました。
その事実を踏まえ、巨人取材歴の長いスポーツライターは、こんな提案をするのです。
「実力至上主義こそ巨人軍の要諦。今こそサードを中山礼都に任せるべきです。中山にサードのレギュラーとしての自覚を持たせ、多少結果が出なくても目を瞑って使い続けることも大切。坂本のバットにこれ以上期待するのは酷というもの。『坂本なら何とかしてくれる』という幻想を抱くのは自由ですが、今こそ現実を受け止めた上で、中山の未来に懸けるのも一つの手ではないでしょうか」
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