来年は名球会入りラッシュ 投手では5人が大台到達近し 一方、入会資格の見直し時期との声も
ちなみに打者でも中日入りした中島宏之がNPBで1928安打を記録しており、活躍次第で2000安打達成もあり得る。
ただ、時代に合わせて入会条件を改めて見直す時期ではないかとの意見も上がっている。例えば、二刀流の大谷翔平だ。現状の制度では日米100勝&1000安打を達成しても資格を満たさない。巨人などでプレーした上原浩治が日米100勝100セーブ100ホールドの『トリプル100』を達成していることから特例入会が認められたが、本来はそれらの記録を想定した入会資格を事前に設定しておいても良かった。
もともと名球会は「昭和名球会」とも呼ばれ、明治・大正生まれであった川上哲治(2351安打)、杉下茂(215勝)、中尾硯志(209勝)、野口二郎(237勝)、ビクトル・スタルヒン(303勝)、藤本英雄(200勝)、別所毅彦(310勝)、若林忠志(237勝)に入会資格はなかった。そのため、これらの先人の偉業も名球会として称えるべきではないかとの声も少なくない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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