独走ソフトバンクはついに2位と10ゲーム差!6月中に達成の過去6チームは全てリーグ優勝のV率100%

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 そんな両翼が機能しないチームを現在引っ張っているのが、昨年打撃2冠王の近藤健介。23日は一時勝ち越しの11号2ランを放ち、リーグトップの山川に1本差に迫った。9回の同点劇も、先頭の近藤の二塁打からもぎ取ったものだった。

 実際パ・リーグの打点ランキングを見ると、上位はソフトバンク勢で独占されている。23日現在、トップの山川の49打点に、次いで2位が近藤の41打点、3位がソトの39打点で、4位が栗原陵矢の38打点、そして5位に柳田の35打点と続く。ベスト5のうち4人がソフトバンク勢というわけだ。

 投手陣も23日に先発したモイネロがリーグトップの防御率1.54。有原航平がリーグトップタイの6勝、大津亮介が次ぐ5勝と盤石の体制を築く。22日に8回1失点で勝利した大津はヒーローインタビューでこう宣言した。「日本一になるまで頑張っていくので、応援よろしくお願いします!」。力強い言葉はリーグ優勝だけではなく、その先に待つ頂上決戦を見据えていた。ここ3年は4位、2位、3位という不本意な成績が続いた。チームは4年ぶりのV奪回を視界に捉え、そして12度目の日本一を現実的な目標として直視している。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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