救世主は現れるか? 周東佑京の抹消で試されるソフトバンクの底力
とはいえ、4軍まで設けるほどの巨大戦力のソフトバンク。主力選手が離脱していても、チームの危機を救うニュースターが現れそうではあるが、残念ながら2軍で目立った成績を残している選手がいないのが現状だ。
2軍で打率.487とハイアベレージを残している山本恵大はすでに1軍で11打席に立っているがヒットは打てずに降格。2020年のドラフト1位・井上朋也も打率.247と目立っていない。開幕スタメンを掴み取るも打率.091と結果を残せずに降格したリチャードも、2軍では.077と状態が上がる気配が見られない。下からの突き上げがなかなか望めない状況である。
圧倒的な優勝候補だったにもかかわらず、現在は最下位に沈んでいるソフトバンク。周東離脱でますます苦戦を強いられそうではあるが、突破口を見出させてくれる救世主の登場が待たれる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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