巨人・坂本「開幕ピンチ」でよみがえる「あの悪夢」とは
「結果としてシーズンを振り返ったときに、あのゲームがV逸の分岐点になったという関係者は多い。それほど坂本の存在感がチームにとって大きいということをまざまざと感じさせた試合でした」(同)
チームはこの引き分けを境にそこまでV争いをしていたが、下降線をたどった。本来ならば、当時の坂本は東京五輪出場後とあってチームとして休養を与えたかったところだが、坂本を欠かすことはできないとその後も強行出場を続けた経緯がある。
坂本にとっても遊撃という動きの激しいポジションを守ることで体への負担も相当なものがある。今オフは体幹を改めて鍛えて臨んだシーズンではあるが、開幕前に体が悲鳴をあげてしまった可能性もある。
21日の楽天戦は好調な中田も先発オーダーを外れた。果たして、頼れるキャプテンは開幕オーダーに名を連ねられるか。軽症であることを祈るしかない。
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