「ベンチと勝負するんじゃなく…」開幕3試合で無安打 巨人・坂本勇人に球界OBから指摘される「復活の方法」
スポーツ競技を行う上で「気持ちの部分はすごく大きい」とした高木氏は、坂本が若くして2000本安打も達成など輝かしいキャリアを認めながら「打てないわけはない。あとは気を出すだけ」と話した。
続けて、「誰と勝負しているのか」として、「叱咤激励して復活を待つベンチと勝負しているのか」と打てないことでベンチの首脳陣を気にかけるよりも、対戦投手としっかり向き合うことが大事と話した。
さらに高木氏は自身の現役晩年時代を振り返りながら坂本に対しても「プライドが邪魔、プライドを捨てたらいい。あの出始めの頃の純粋な気持ちで野球をやってごらん」と球界の先輩としてアドバイスを送る場面も。
この日の試合で注目を集めたのは、7回に坂本が送りバントを決めた後に長野の適時打が飛び出した後の坂本の表情にもあった。長野は一塁上で拳を突き上げ、ベンチではガッツポーズでとびっきりの笑顔を見せる坂本がいた。2012年に共に最多安打を分け合った仲間の絆は生きている。復活を誰もが願っている。ここでくじけている場合ではない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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