巨人・坂本のコンバート論が再燃 球界OBも危惧する「不安材料」とは

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 一方で宮本氏は今後坂本が遊撃ポジションを守れるかに関して「ゲーム中に打球の処理をしてケガしているのも少し不安がある」として、故障の経緯に目を向けた。

 坂本は4月30日の阪神戦(東京ドーム)の7回にロハス・ジュニアの遊ゴロを処理した際に両膝が地面につく形となり、その後、「右膝内側側副じん帯損傷」のため登録抹消となった。

 今季は開幕直前にもわき腹を痛め、開幕戦のオーダーには名を連ねられなかった。さらに4月末のこの故障は試合中の通常の動きの中で負傷をしたということはそれだけ、体に負荷がかかっている可能性もある。昨夏は主将格として日本代表チームを金メダルに導くなど、八面六臂の活躍を果たしただけに、その代償も危惧されている。

 同時に宮本氏は今後の坂本コンバートの方向性についても言及。「違うポジションでもずっと(試合に)出てほしい」としながら、一塁に関しては「まだ(早い)、という気持ち」。一方、チームの三塁には主砲・岡本和が控えるとあって「悩ましいところですよね」と話した。坂本コンバートが本格化するかも含めて「これからも見ていかないと」と引き続き、ウォッチする姿勢を示していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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