多くの名手がたどった道を巨人・坂本勇人もいくのか 「ショート30代半ば限界説」で新境地を開いたスターたちの系譜

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 近年ではヤクルト・宮本慎也、阪神とロッテでプレーした鳥谷敬の名前が挙がるだろう。遊撃で6度のゴールデングラブ賞を誇った宮本は2008年のシーズン中に三塁へコンバート。翌2009年から引退前年の2012年まで、三塁でも4年連続で同賞を受賞した。

 鳥谷も遊撃で4度同賞を受賞した後に、2017年から本格的に三塁へ転向。転向初年度に三塁でもゴールデングラブ賞を受賞した。

 過去を振り返っても、広島・野村謙二郎や、ヤクルト・池山隆寛、西武・石毛宏典、巨人・岡崎郁ら、同じキャリアを歩んだ名手たちは数知れない。

 大きな分岐点となりそうな一戦で、坂本は9回にダメ押しの17号2ランを放った。まだまだ健在の打力をより生かすためにも、新たな守備位置でのチャレンジには大きな意味がある。

 多くの名手たちがたどった道を踏みしめ、天才バットマンは守備の領域で新境地へ挑む。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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