健康診断の判定結果の見方|総合判定A〜Eの意味をわかりやすく解説

タグ: , 2026/5/15

「池尻大橋・三宿・駒場の整形外科・内科「池尻大橋せらクリニック」(https://sera-clinic.com/)」

健康診断の結果を受け取ったとき、まず確認したいのが総合判定です。
池尻大橋せらクリニックの定期健診では、身体測定・血圧・視力・聴力・心電図・胸部X線・身体所見・血液検査・尿検査などを確認しています。また、健診後に再検査や精密検査が必要になった場合も、院内で追加検査や診療につなげられます。

健康診断の結果票には多くの項目が並んでいるため、どこから見ればよいか迷う方も少なくありません。
この記事では、まず総合判定A〜Eの意味をやさしく整理し、そのうえで各項目の結果をどのように見ればよいかをわかりやすく解説します。

【関連記事】20代でも健康診断は必要?若いうちに受けるべき理由とおすすめの受診タイミング

まずは総合判定A〜Eの意味を確認しましょう

当院の結果票では、まず総合判定A〜Eを見ることで、大まかな方向性が分かります。
患者さん向けにシンプルにいうと、次のように理解するとわかりやすいです。

A判定:異常なし
明らかな異常はなく、今回の健診では大きな問題はない状態です。
まずはひと安心ですが、今後も年1回を目安に健康診断を継続することが大切です。

B判定:軽度異常・経過観察
軽い異常はあるものの、すぐに治療が必要というほどではなく、まずは経過をみることが多い状態です。
ただし、「軽い異常だから放置してよい」という意味ではありません。毎年続いている場合や、前年より悪化している場合は注意が必要です。

C判定:要再検査
追加で確認したい異常があり、再検査が必要な状態です。
症状がなくても放置しないことが重要で、結果票に記載された案内に沿って早めに再確認することが勧められます。

D判定:要受診・要治療
病気の可能性が高い、あるいはすでに治療が必要と考えられ、医療機関の受診が必要な状態です。
健診は診断そのものではありませんが、この判定が出た場合は放置せず受診につなげることが大切です。

E判定:治療中
すでに治療中の病気があり、治療継続中として扱う状態です。
現在の治療を継続しながら、必要に応じて主治医と健診結果を共有することが重要です。

大切なのは、総合判定だけで終わりにしないことです

健康診断の結果を見るとき、総合判定はとても重要ですが、それだけで内容を判断するのは十分ではありません。
同じB判定でも、血圧が少し高いのか、肝機能が少し高いのか、尿検査に異常があったのかで、意味はまったく異なります。

そのため、総合判定を確認したあとは、どの項目に異常があったのかを必ず見ることが大切です。
さらに、前年の結果と比べて悪化していないか、再検査や受診の指示が書かれていないかも確認しましょう。

健診結果を受け取ったら、次の順番で見るとわかりやすくなります。

●総合判定がA〜Eのどれか
●どの項目に異常があったか
●前年より悪化していないか
●再検査や受診の指示が書かれていないか

各項目の基準値は、学会の基準表を確認するのがおすすめです

健康診断では、血圧、血糖、脂質、肝機能、尿検査など、それぞれの項目ごとに判定の目安があります。
こうした判定基準は、一般外来の採血結果で見る「基準値」とは少し意味合いが異なることがあります。

一般外来の基準値は、統計的な正常範囲の目安として使われることが多い一方、健康診断では生活習慣病や病気の早期発見を目的として、より早い段階で異常を拾い上げることが重視されます。
そのため、外来ではすぐに治療が必要とまではいえない数値でも、健康診断では経過観察や再検査になることがあります。

各項目の詳しい判定基準については、日本人間ドック・予防医療学会の基準表が参考になります。

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