【橋上秀樹氏×岩村明憲氏】出会いから独立リーグの現状まで赤裸々対談

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対して岩村氏の試合評価は、

「同点だったのが、驚くくらいミスが出た。ただ、この時期にミスが出ることはプラスに考えています。オープン戦を通して、シーズンが始まる準備は5割以上できた。ひとつ上のステージに送るためには、秋口にもう一回り成長させたい。そんな1試合になりましたね」

と、シーズン開幕に向けた自チームの準備状況に手ごたえも感じているようだった。

昨シーズンは防御率が12球団中、12位と11位という不名誉な記録を残してしまっただけに、投手力に課題を見据える両監督。

そんな投手陣の試合内容を振り返り岩村氏は、

「投手陣は自分達の課題が出た。課題が出た方が天狗にならずに足元を見られて良いと思う。お互いのチームの投手陣は去年より頑張ったんじゃないですか」

と評価。そんな岩村氏について橋上氏は、

「彼は社長もやるし編成もやるし監督もやるし、つい最近までは選手もやるわけでしょ。究極な4刀流なんですよ」

と、野球だけでなく社長としても奮闘する岩村氏を称賛した。

そんな岩村氏は福島の地で、自ら社長という立場で、経営しながら取り組む意味について、

「スポーツチームは災害から復興する上での、ひとつのピースだと思うんです。自分達が野球をやることによって、地元の人たちには日頃のストレスを発散してほしい。そういう野球チームにしたいんです。野球からどう地方創生に繋げていくかということを考えますね」

と、野球の力で地域に貢献したいという岩村氏の願いも明かしてくれた。

橋上氏と岩村氏、ヤクルト時代にはコーチと選手として関係を築いてきた両者だからこそ、分かり合える野球の未来像があるようだった。

動画内では他にも、試合で起きた珍しい場面などの見どころについても語っている。






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