新庄ハムにセ・リーグ各球団が戦々恐々となる「あの理由」とは
台風の目となるか。24日から始まる交流戦で新庄監督率いる日本ハムの戦いぶりに注目が集まりそうだ。
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自身が指揮をとって挑む初の交流戦に関して新庄監督は「また新鮮な気持ちで楽しむ。作戦面でも『失敗してもいいや』の気持ちで思い切ってやっていく」とコメントしている。
背景には最近のチームの戦いぶりに手ごたえを感じていることも大きい。交流戦前の戦績は45試合を戦い、18勝27敗で未だ最下位も明るい光が見え始めている。特に最近、チーム内外から注目を集めているのが、次世代クリーンアップといわれる「万波、野村、清宮」の3人だ。野村は17日のオリックス戦で鼻骨を骨折するアクシデントがありながら続けて出場、20日の西武戦(札幌ドーム)では4安打をマークするなど勢いを見せている。
万波、清宮も今季は1試合2発を記録する試合があるなど、期待される長打力を発揮。指揮官の叱咤激励を受けながら着実に階段を上がっている。
また「大物ぐい」の点にも注目だ。13日のソフトバンク戦(札幌ドーム)では球界屈指の好投手・千賀から万波が適時打を放った。13~15日に行われたソフトバンク3連戦は初戦の勢いのままに3連勝を果たすなど、リーグトップの本塁打数(38本)を誇る強力打線に加え、投手陣もエースの上沢、伊藤、加藤などが安定した力を発揮し始めている。
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