【橋上秀樹氏×岩村明憲氏】出会いから独立リーグの現状まで赤裸々対談
現役時代は東京ヤクルトスワローズや東北楽天イーグルスなどで活躍し、現在は独立リーグの福島レッドホープスで監督として活動をしている岩村明憲監督と現役時代に同じくヤクルトで活躍し、現在は新潟アルビレックスで監督をしている橋上秀樹監督が自身のYouTubeで対談をした。
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ヤクルト時代から親交のある両者だが、橋上氏から見た岩村氏の最初の印象について振り返ると、甲子園球場で「キャッチボールしませんか?」と声を掛けられた事が印象的だったと話した。
当時、橋上氏はヤクルトを既に引退していたのだが偶然会った岩村氏にキャッチボールの誘いを受け、既にお客さんが入っている甲子園球場で緊張しながらキャッチボールをしたというエピソードも披露。
このエピソードに橋上氏は、
「やっぱりこんな風に声をかける度胸があるから看板選手になりメジャーに行けるんだなと思った」と、岩村氏の強心臓ぶりに感心したそうだ。さらに同氏は、
「日本でもメジャーでもトップでやってた選手が、独立リーグでやってくれているのは財産だよね」と、岩村氏が独立リーグの監督として奮闘している姿に改めて感謝を示し、プロを目指す選手たちにとっても貴重な経験だと語った。
さらにこの日行われたオープン戦(4月5日、福島・ヨーク開成山スタジアム)の内容を振り返って橋上氏は、
「この時期は新潟も福島も雪の多い所なので、グラウンドで練習出来なかったり、練習する環境も足りていない。そんな難しい中でも、比較的バットは振れていた。独立リーグは野手の方がプロに行きづらいんですよ。打撃を向上させる設備が整っていないので。その中で工夫を凝らして成長させる。これが大きな目標ですね」
と、打撃向上は環境的な面でも難しい状況にありながらも、試合内容には満足している様子を見せながらも、そこを改善していくことに大きな責任も感じているようだった。