日本ハムや巨人の監督じゃ小さい!?名将・栗山英樹に高まるコミッショナー就任待望論
プロ野球の最高責任者は、権威付けのためにも過去、法曹界や財界、外交官などから選ばれる傾向にありました。しかし、野球界に横たわる様々な問題を解決するため、現場の実情をよく知り、決断のできるリーダーが今こそ望まれると、前述のデスクは語気を強めるのです。
「栗山さんの凄いところは長年、テレビ朝日系『熱闘甲子園』のキャスターを務め、東海大でもコーチ経験があるなど、アマチュア球界に太いパイプを持っていることです。現行のプロ・アマを遮る『縦割り行政』を打破するには、アマ球界の関係者にも顔が利く必要がある。彼らも栗山さんのアイディアには話を聞かざるを得ないでしょう。栗山コミッショナーのもと、野球界がひとつになり、子供たちの野球離れや競技人口減への対策をスピーディーに打ち出すことが求められています。救世主として、これ以上の適役はいないわけです」
今後に関しては野球界やスポーツ界への「恩返し」を今後のミッションに挙げる栗山さん。ならば最もリーダーシップが発揮できるポストで、大いに「采配」を振るって欲しいとの声も、傾聴に値すると言えるでしょう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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