「ポスト栗山」なんていない!沸き上がる「続投待望論」に栗山英樹監督はどう応えるか
そして、こう続けるのです。
「栗山さんの続投ですよ。スーパースターを編成して、気分良くプレーさせることに関して、栗山さん以上の指揮官はいません。元々、大谷選手やダルビッシュ投手が快く参加を表明したのも、トップが栗山さんという背景があったからです。栗山さんは情で動く方。誠意を尽くせば、絶対にまた引き受けてくれるはずです。NPBサイドもしっかりとした高年俸を用意してお願いすべきです。5億円ぐらい、安いもんでしょう」
3月23日夜、古巣の報道ステーションに出演した栗山さんは、こんな発言をして視聴者を驚かせました。
「僕は監督やっていて、ファイターズ時代もそうだったんですけど、契約ってありますよね。契約って1回、切れるべきだと思っているので。だから今回のこの大会が終わって、契約が切れたら1回、ユニホームを脱ぐ。いつも最後だと思ってやってきたので。また新しい契約がくればそれは考えるというだけの話で」
「そのくらい覚悟もって一日一日、過ごすもの。監督というものは。続けようとかそんなに簡単なものじゃないです」
「僕がやらなきゃいけないことがあるんであれば、これからは本当、恩返しなので、何でもやる」
このコメントを聞く限り、栗山さんはもう一度、最高のナインと最高の時間を過ごしたいのでは、と思うのが自然というものでしょう。
「ポスト栗山」は栗山英樹しかいない。それが国民の総意かもしれません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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