気になる個人タイトルの行方は? 最大の見所はかつてないハイレベルな「セ・リーグ新人王」

タグ: , , 2021/10/29

 パの早川同様、中盤から急失速したのが阪神・佐藤輝明。結局打率・238、24本塁打、64打点でリーグワーストの173三振を喫した。同僚の中野拓夢は打率・273、1本塁打、36打点で、タイトルを決定的にしている30盗塁。例年なら新人王にも十分な活躍だったが、牧と栗林の数字の前には劣る。

 ヤクルト・奥川恭伸は17試合で9勝4敗、防御率3・35。終盤は優勝したヤクルトで最も安定感のある先発投手だったが、シーズン通して中10日前後のゆったりした起用が影響した。投球回は102で、規定投球回には遠く及ばない。

 MVPと新人王は運動記者クラブ所属で5年以上取材経験のある記者投票によって決まる。投票はまもなく始まり、日本シリーズ前に締め切られるため、基本的にポストシーズンでの活躍は加味されない。最大の見所はかつてないハイレベルな有資格者がそろったセ・リーグ新人王。牧と栗林の一騎打ちなのか、阪神勢の関西びいきな組織票は再びみられるのか。発表されるNPBアワーズは12月15日を予定している。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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