大谷 受賞ラッシュスタート!来季の飛躍が確信されるワケとは

タグ: , , 2021/10/29

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)の受賞ラッシュが始まった。28日(日本時間29日)に選手間投票による年間最優秀選手「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に日本人選手として初めて選ばれた。ア・リーグ最優秀野手「アウトスタンディング・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」とのダブル受賞になった。

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 多くのメジャープレーヤーからその功績を認められた。選手会の公式ツイッター動画に登場した大谷は「すごい嬉しい。他の賞は他の賞でもちろん嬉しいですけど、やっぱり現場の選手から、実際に戦っている選手からそういってもらえるのは特別なこと。それは自分にとっても特別ですし、嬉しいことなので。自分にとって嬉しい」と「特別」を繰り返すなど、万感の思いを語った。

 さらにこれだけで終わらないのが大谷だ。続けて「まず『ありがとうございます』ということ。もちろん良い選手たちに引っ張られててというか、自分のチームもそうですけど、周りの戦っている素晴らしい選手たちのプレーを見ることで自分も引き上げられていくということもあるかなと思うので、そういう意味でも凄い感謝しています。来年以降も高いレベルで競い合えるようなシーズンを送れたら幸せだなと思っています」と感謝の気持ちを示した。ハイレベルな争いを続けていくことで自身も成長を続けていくつもりだ。

 今季は二刀流として初のフルシーズンを戦い抜いた。投手としては9勝2敗、打者としてリーグ3位の46本塁打、100打点、26盗塁をマーク。注目を集めた本塁打王争いではゲレーロJr.(ブルージェイズ)、ペレス(ロイヤルズ)の48本に2本届かなかったが、最終戦でホームランと有終の美を飾ったことも日米の野球ファンに鮮明な記憶を残した。





 今年はまさに大谷フィーバーを巻き起こした1年となったが、大谷の目指すものはさらに高い位置にある。

 「先日放送されたNHKスペシャルの中で大谷は今季の成績を振り返りつつ、今後はこれが最低ラインになると語りました。今季も投打にわたって素晴らしい成績を残しましたが、本人はまったく満足していない。これがスタートラインになるというんですから、今後どれだけの活躍を見せてくれるのか。今から楽しみです」(球界関係者)

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