沢村争奪戦スタート 獲得を視野に入れる「球団の名前」
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ポストシーズンに入り、各球団、積極的な補強を進める中、レッドソックスを自由契約になった沢村拓一投手(34)の去就に注目が高まっている。
現在、レッドソックスから自由契約となっている沢村は来季もメジャーでプレーする意向を示しているが、マイナー契約であれば、日本球界復帰も視野に入れているとされる。
20年オフに海外FA権を行使してレッドソックスと2年契約を結んだ。1年目の21年は55試合に登板して5勝1敗、防御率3・06。今季は49試合に登板し1勝1敗3ホールド、防御率3・73の成績だった。
一方、沢村が3年ぶりの日本球界復帰となれば獲得を検討する球団も出てきそうだ。
「守護神が固定できていない日本ハム、また平良の先発転向が明らかになった西武など、後ろを投げる投手が不足している球団はある。沢村はこれまで先発、リリーバーと様々な役割を務めてきたことでロングリリーフもできる。獲得するメリットもありそうです」(放送関係者)
日本ハムでは新庄監督が守護神候補に指名した伊藤が先発としての意向を首脳陣に伝えたばかり。西武でも強力なセットアパーでチームを支えた平良が先発直訴を球団に訴え、認められたばかり。ヤクルトではここ2年守護神を務めていたマクガフの退団が決まるなど、
リリーバーが不足しているとあって、経験抱負な右腕に白羽の矢が立つことはありうると見られている。
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