最終節も3年後も楽しみ!ラグビー愛に満ちた女優・山崎紘菜さんが語るシックス・ネーションズの魅力
140年近い伝統を誇るラグビー欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」。
3月7日、8日に第4節が終了し、ホームのトゥイッケナム・スタジアムで粘るウェールズを33-30で振り切ったイングランドが暫定首位に立った。一方、前節まで3連勝と唯一全勝だったフランスは敵地でスコットランドに17-28で敗れ、今大会初黒星。暫定2位に陥落したものの、まだ優勝の可能性を残している。
今回は、大のラグビー好きとして知られる女優の山崎紘菜さんがイングランドvsウェールズの生中継にゲスト出演。ハーフタイム中は後半の見どころを、試合後には「Today’s Impact Player」のコーナーで特に活躍が目立った選手を挙げるなど、解説者の菊谷崇さん(元日本代表キャプテン)とともにコメントした。普段から日常的にラグビーを観戦している山崎さんらしい発言が目立った。
試合後、山崎さんにシックス・ネーションズやラグビーそのものの魅力について話をうかがった。
(c)WOWOW
──まずは出演を終えての感想をお願いします。
「生放送ということですごく緊張しましたが、WOWOWさんでずっとシックス・ネーションズを見てきたので、出演させていただけてすごく嬉しかったです。いろいろ発言するのは恐縮でしたが、おかげさまで楽しくお送りすることができました」
──出演にあたって意識されていたことはありましたか?
「後半の見どころや『Today’s Impact Player』など、本来なら解説者の方に質問するようなことを私にも聞いてくださったりして、とてもありがたかったです。ただ、私はラグビー経験者ではなく専門的な知識もないので、あくまでもファン目線での発信を心掛けています。今日もファンのみなさんが疑問に感じていると思うことを菊谷さんに質問できる存在になれればと考えていました」
──シックス・ネーションズをはじめ、ラグビーは良くご覧になっているそうですね。
「はい。ただ、リアルタイムで見られないこともありますので、シックス・ネーションズはWOWOWさんのWOWOWメンバーズオンデマンドでまとめて見ることが多いです。試合結果を先に知っていても結果だけでは分からない選手の活躍が見られますし、やはりプレー、内容を見るのが私は好きです。選手たちがすごく楽しそうに熱のこもったラグビーをしている姿を見せてくれるのが楽しいですね」
──イングランドvsウェールズも、敗色濃厚のウェールズが終盤に追い上げました。
「そうですね!最後は30点、3点差まで追い上げました。もちろんイングランドはイエローカードとレッドカードで選手が2人少ない状況でしたが、それを感じさせないイングランドの熱量とディフェンス力でした。ウェールズの追い上げも素晴らしく、何が起こるか分からないということと、80分間戦い抜くことの大事さをこの試合であらためて感じました」
──「Today’s Impact Player」のコーナーではイングランドCTBマヌー・トゥイランギ選手を挙げました。
「レッドカードで退場してしまいましたが、彼自身1トライ挙げていましたし、活躍ぶりや献身的なプレーは評価されるべきだと思ったので挙げさせていただきました。また、私は個人的に今大会初出場のイングランドFLマーク・ウィルソン選手が好きなんです。ジャージが一番汚れていたと思いますし、これからも泥臭い献身的なプレーを期待しています」