元ヤクルト田中浩康さん、引退後の新生活は早大大学院生&野球部コーチ「危険がいっぱいの電車通学で…」
早稲田大学卒業後の2005年、東京ヤクルトスワローズへ入団。2018年、横浜DeNAベイスターズで現役を引退した田中浩康さん。
現在は、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科に籍を置き、スポーツマネジメントを学びながら、同大学の野球部のコーチを務めている。
そんな田中浩康さんに、慶応大学野球部OBで、対戦経験もある、フリーアナウンサー田中大貴さんがインタビュー。
プロ引退後、大学院生をしながら大学野球部のコーチへ
田中大貴「引退して半年、どうですか?」
田中浩康「引退後、コーチングやスポーツマネジメントを勉強したいという気持ちになって、早稲田大学の大学院に通うことを決めました。その中で、野球部の小宮山悟監督(元・プロ野球選手)に声をかけていただき、野球部のコーチを務めさせていただいています。」
田中大貴「どのような毎日を過ごしていますか?」
田中浩康「実は最近、電車移動を始めたのですが、危険がいっぱいですね。スマホ見ながら歩いている人がいたりで危ないし。人の避け方が分からないんですよ(笑)」
「平日は週4~6日、日中は野球部の練習に参加して、そして夕方から主に6、7時限目が授業が多いです。社会人向けの学科なので、18時15分から始まって終わるのが21時20分というタイムスケジュール。球団経営やクラブマネジメント、選手以外にどういった人たちがスポーツ産業に関わっているかなど、スポーツビジネス全般を学んでいます。今まで、ずっと野球だけの生活をしてきたので、現在の環境、実情を学びたいと思っています。」
田中大貴「母校で教えるというのは難しいですか?」
田中浩康「急に学生に向き合うことになったので、戸惑いもあります。でも、学生と同じ目線に立って、一緒に悩み学んでいます。
ただ、野球の練習では、基本的に相手チーム役となって、学生と闘うようなイメージ、時に厳しい目で見ることもあります。最後はポジティブに笑顔で終えるようにしていますけどね。」