2000安打目前で構想外の中島宏之 過去に大台目前で巨人を去った選手たち
侍ジャパンの新監督に就任した井端弘和氏も惜しいところで引退し、2000本安打達成には至らなかった。井端氏は引退後に巨人一軍内野守備走塁コーチに就任しているため、厳密に言えば巨人を去ってはいないが、大台目前まで迫ったという意味合いで、ここで紹介したい。
2013年オフに当時在籍していた中日と契約面で折り合いがつかずにチームを去ることになった井端氏。その後、巨人と契約して当時のレギュラーセカンドで、膝に不安を抱えていた片岡保幸氏(当時の登録名:片岡治大)のバックアップ要員として活躍。2年間プレーしたが、2015年オフに同級生の高橋由伸氏の監督就任に伴って現役引退を決めたことがキッカケで自身も引退を決意。通算安打1912本と100本を切っており、巨人の2年間では計105本打っていた。2年間現役を続ければ名球界入りできていたが、記録にこだわらないその決断力には驚かされた。
中島は谷氏と並ぶ1928本を放っており、井端氏や村田コーチよりも2000本安打に近いため、より今後の動向が気になるところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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