球界OBが指摘する中日・立浪和義監督の誤算「打つようになると思っていた」

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立浪監督は来季、3年契約の3年目を迎える(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 セ・リーグ最下位でシーズンを終えた中日。チーム得点390点、チーム本塁打71本は両リーグワーストで、とにかく点が取れないことが低迷の原因となった。打線が振るわないことにより、涌井秀章(13敗)、小笠原慎之介(12敗)、柳裕也(11敗)、髙橋宏斗(11敗)の4人は“10敗カルテット”という不名誉な名称まで付けられ、明るいニュースがほとんどない。

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 立浪和義監督が就任して2年連続の最下位となったが、なぜ指揮官はチームの立て直しに苦戦したのだろうか。辛口解説としておなじみの野球解説者・江本孟紀氏のYouTubeチャンネルに、楽天の監督を務めた経験を持つ田尾安志氏が出演。9月27日公開された動画の中で、立浪監督のチーム運営について話している。

 田尾氏は「現役で一番お世話になったので気にしているが、立浪監督が浮いているように見える」とコメント。江本氏もこの意見に同意して、「去年からその傾向があった。いきなり選手を二軍に落としたりする時の理由が『やる気のない動きだった』。やる気のないやつはいないよ」「ミスした選手への対応は、もうちょっと余裕があってもいい」と口にした。

 昨シーズン、立浪監督は当時中日に在籍していた京田陽太に対して「戦う顔をしていない」という理由から二軍降格を命じた経緯がある。この出来事を振り返り、立浪監督の指揮の取り方に違和感を覚えていたという。

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