イチロー、マ軍とマイナー契約 日本開幕戦で出場するには!?川崎宗則、大谷翔平等のケースetc.
野茂英雄、藪恵壱、高橋尚成、大谷翔平のケース
イチローの場合はこの「プラス3枠」を生かし、開幕メジャーは濃厚。本当の勝負は米本土帰国後も、3つ削減される25人の出場登録枠に残れるかどうか。その座をつかむためには、オープン戦から最低限のアピールも必要となってくる。
故障者など不測の事態に備える招待選手からの開幕メジャーというのは、本来は至難の業だ。
12年の川崎が日本人メジャーリーガーとしては4人目。それ以前は2005年デビルレイズの野茂英雄、2008年ジャイアンツの藪恵壹、2010年メッツの高橋尚成の例があっただけだ。
直近では、実は昨年のエンゼルス・大谷翔平もマイナー契約での招待選手からの、開幕メジャーではあった。
ただ大谷の場合は、海外の25歳未満の選手を獲得する際にはマイナー契約しか結べない、という労使協定の影響で形式的に招待選手となっていた。オープン戦では打率・125と不振だったが、既定路線通りメジャー契約に切り替え、3月29日のアスレチックスとのオープン戦でメジャーデビュー。8番DHで出場し、初打席で右前へ初安打した。
弟分・川崎が7年前に残した足跡を、イチローはたどることができるか。誰よりも間近で温かくそのプロセスを見守っていた背番号51が、メジャー19年目となるシーズンへ挑む。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]