チームメイトが発した「彼は命を捨てる覚悟なんだ」 米殿堂入りのイチロー氏が味わった“壮絶”な過去
しかし、医師からは「出血性潰瘍が破裂したら、命を失う可能性がある」と言われたという。それでも、イチロー氏は「運を天に任せよう」と言って開幕戦出場を望んだという。
最終的にはオーナーが介入してIL入りとなったものの、その決意にスウィーニー氏はチームメイトを集め「今夜の試合でプレーするために、彼は命を捨てる覚悟なんだ。これは彼を称えるときだ。両手を広げて彼をチームに迎え入れるときなんだ」と投げかけたという。
イチロー氏はそんな壮絶な過去を乗り越え、メジャーの舞台で10年連続200安打を放ち、通算3089安打という金字塔を打ち立ててきた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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