ワケありトレード2連発!巨人長野「密約」説、西武の「不祥事」交換の背景は
一方、西武と日本ハムの1対1トレードは「不祥事」絡みで、構図としてはわかりやすい。西武山田は9月、自身の妻がチームの中心選手である源田壮亮とその妻である元乃木坂46の衛藤美彩に、SNS上で誹謗(ひぼう)中傷を繰り返していたことが発覚。源田は穏便に済ませるよう願っていたが、西武球団が対処に動いたことが想像できる。
交換相手の日本ハム佐藤も、西武に「出戻り」になる。西武時代の佐藤は、緊急事態宣言中の20年4月に法定速度を89キロオーバーする時速149キロで車を運転し、懲役3月、執行猶予2年の判決を受けている。翌21年8月、木村文紀外野手と2対2の交換トレード(相手は公文克彦投手と平沼翔太内野手)で日本ハムへ移籍していた。
北海道出身の佐藤だが日本ハムで振るわず、今季は37試合で打率.115、1本塁打、4打点だった。山田は今季74試合出場で打率.200、0本塁打、9打点。ワケあり2人のトレード成立に、SNSでは「行き場のない『不良債権』を押し付けあった形」という厳しい書き込みもあった。
プロは結果を出すことでしか、見返すことができない。三者三様、心機一転の活躍に期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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